ヨドバシカメラ仙台店駐車場でのすべらない話
ヨドバシカメラ仙台店がスケールアップして装いも新たに大型店舗となった。
そちらを記念してヨドバシカメラ仙台店の駐車場でのすべらない話をお届けします。
そんなことより司の牛タン喰わせろ!
数年前の話です。
わたくしと父とで孫のクリスマスプレゼントを買いにヨドバシカメラに車で行きました。
クリスマス商戦の真っ只中のヨドバシカメラは大盛況で巨大な駐車場も一杯に溢れていました。
10台以上は並んでいたでしょうか。車の行列はなかなか進まずに読めぬ時間にソワソワとしていると
こんなときに限って襲ってくる腹痛。。。
なんとか必死に違うことを考えて気を紛らそうとオリジナルの即興ヘンテコソングを
脳内フルボリュームでごまかしてなんとかやり過ごしてみる。そしたら、まあまあやり過ごせた。
少しずつだけどやっとこ駐車場の入り口ゲートの次の番まで来ました。
あとは次に出口を出る車があると自動的に”イラッシャイマセ”と
ゲートが上がり駐車券を取って入場へと進める。
が、そろそろ脳内オリジナルソングで紛らすことさえもはばからなくなってきた。
う、う、う~、、、いよいよお腹のピヨピヨが騒ぎ出しヤバいことに。。。
もう助手席の父に車を入れておいてもらって一足先にお手洗いに駆け込むしかないという決断。
「ちょっと先に行ってるから車いれておいて」と父に告げると
「承知!」とこれほど頼もしい答えはない返事が帰ってきました。
「パパ~ン、ありがとう!」という次の脳内新曲のタイトルは出来上がりました!
さあさあ急げでドアを開ける。そしてすぐにバンッとドアを締めたら颯爽と店舗に向かうのです。
ここで慌てて「トイレトイレ。。」と駆け足だってはカッコがわるいのである。
颯爽と何食わぬ顔で店舗に消えて行くのが男の美学なのです。
さてさて、ここから大変なことが起こったというかもう起きていたのでした。
店舗のトイレから出ると孫に買ってあげるべく3Fおもちゃコーナーに向かうと父はもういた
駐車場も無事に終わらせてもらったのだとお腹も心もひと安心する。
「車の鍵ちょうだい」と父に尋ねると
「え!?お前が車入れてから来たんだろ」と言う
なんだこの親父ボケたんか!?
それともわたくしがちょいとばかりトイレの中で違う次元に紛れ込んでしまったのか!?
「えっ!?車入れておいてと言ったでしょ!」
とホントに次元がすり替えられてるのか疑惑を払拭したいがために聞き返すと
「何いってんだ、先に行っててというから先に出ただろ」
となんかすごい事言い始めたぞ!
どうやらわたくしが「ちょっと先に行ってるから車いれておいて」と言ったことが
「ちょっと先に行っておいて車いれておくから」と自由に聞こえたようです。
そしてどちらかが勘違いしていたとしても、突然出ていった方に対して
「おいおいお前が行くんかい!」とツッコミをいれるってものですが
それさえも凌駕する親子の阿吽とでも言うのでしょうか
「ちょっと先に行ってるから車いれておいて」の後、起こった事実はこうであった。
ふたり同時にドアを開けてすぐに同時にバンッとシンクロして閉じて
わたくしはトイレに近い前に進み父は通路に近い後ろへと颯爽と進んで行ったようです。
せめて前か後ろか同じ方向に進んでいれば「同時に出るんかい!」
とまだ最後のツッコむチャンスはあったのですが。
まるであぶない刑事のタカ&ユージばりに車から同時に出てきてバンッて閉じるあの感じだよね!
後ろで並んでいた車は謎過ぎたよね。
ふたりが同時に出てきてそれぞれに消えていきエンジンかかった無人の車が
次にゲートが開くのを待っているシュールな構図。
もうあとはサスペンスドラマの突然車が爆破するだけな感じだ。
なんかうける~と思ったが瞬間、ほんじゃ車どうなってんだ!?と今日イチで慌てた。そしてすかさぐ駐車場に向かった。
駐車場の入り口で大迷惑かけているに違いないと思った。。
ところがニューヨークの街角みたく”パッパーンブップーパラリラパラリラ”のクラクションの大合唱がそこには無く、車は無かった。
もう迷惑がかかってないことで良かったと一安心しホッとしながら
近くの警備員に申し訳なく訳を伝えると
「ああ、あの車の人ね、車は係のものが移動しておきました。」と鍵を渡されました。
わりとちょいちょいあることよ的な反応でした。
怒られるでも、呆れられるでも、笑われるでもなく淡々と車を引き取りました。
なんか力つきたのか孫のプレゼント買うの忘れて帰ったとさ。
おわり
「牛タン焼き専門店 司」の牛タンはおいしいぜ。
ヨドバシの南隣に位置するところにある、「牛タン焼き専門店 司」の牛タンはうまい
肉が柔らかくて旨い!炭火の加減が良い!
お店の出来たての頃、ここの特徴であるわさびで食べる牛タンに半信半疑で食べたら「スゴっ!」旨い!!久しぶりに始めて牛タン屋で食べた感動を思い出したものです。
小学生の頃、初めて食べた牛タン屋が仙台駅の地下エスパルの「味の牛たん喜助」でした。
まだ「仙台=牛タン」の全国の認知度はだいぶ低かった時代です。
その頃から仙台の牛タンセットと言えば不動のメンバーが立ちはだかります!
麦飯、とろろ、南蛮味噌、テールスープを従えた炭香る牛タン様がカッコイイのである。
間違いないのです!
でも、仙台の人の大半は外食でこの牛タンセットを年に1回食べないです。
年々高級品になっていっているのもあると思いますが。
「司」では最近ランチではわさびがつかなくて、「会計のときにわさびやめたのですか?」
と尋ねたら、夜は付けていて、ランチは言ってもらえば出してくれるそうです。
是非、わさびで食べてください。旨いです!個人的に仙台でトップクラスにおいしいです!
住所 仙台市宮城野区榴岡一丁目2-37
電話番号 022-298-7388
HP https://www.gyutan-tsukasa.co.jp/
営業時間 11:00~14:00 17:00~23:00(LO22:30)
定休日 不定休