山菜のはじまりはコレ「ウコギとアマドコロ」

これうま

はい、東北地方にも春がやってまいりました。


桜が満開もうれしい便りですが、山菜ですよ!
2月の末くらいから秋保ではふきのとうが出始め。
うちの庭には今頃から「ウコギ」芽吹き出します。


ほんと“THE 芽吹く”という表現にぴったんこです。
冬を耐えたウコギのトゲトゲの木から芽がちょこんちょこんと出てきます。
そいつを棘に気をつけて茶つみのように摘んでいきます。
(茶つみはしたことないのでイメージです。。)
ウコギは山形県の米沢地方ではあたりまえの木であり

上杉家のお殿様が食料危機に備えて「家の生け垣をウコギにしなはれ」「はは~っ」
って感じでしたのでうちもそれをあやかり生け垣をウコギにしました。

ウコギはめっちゃ強いです。増えます。すぐに伸びるし、枝折ってその辺に刺していると増えてます。
生け垣にするとトゲトゲが効いているので防犯にはよいし、春は食料となります。優れもの!!

難点はやっぱトゲトゲ、、、よく伸びるので程よい高さで年に2回くらい剪定します。
剪定して高いところから枝が落ちてきて体に触れて痛っ!それをゴミ袋に入れて痛っ!です。
そんな厄介な一面もあるウコギですがこの春先の新芽の季節だけは育ってくれて感謝なのです。
緑色の新芽をさっとお湯で湯がいて鰹節をまとわせて醤油をたらしてえいやっと口に入れるのです。
山菜独特の苦味がキュキュッとした歯ごたえと併せて春を食べている感じが広がります。
ほかにもウコギご飯や天ぷらもおいしいです。春の始まりです。

山形県は山の食材が豊富です。
山形市の「256」というちょっと高級なスーパーに行きました。
すんごい太っといアスパラガスが売ってたので買っちゃいました。

256の馬刺し喰わせろ

そして知らぬものに出会ったのが「アマドコロ」これは初めて知った山菜でした。
ウルイのようなたたずまいのそれは束ねられて山菜としてはお安い値段で出てました。

お店の人に食べ方をレクチャーしてもらい茹でて生姜醤油がおすすめとのこと
山菜なので天ぷらで塩もいけるということでした。

早速、家に帰りごんぶとのアスパラとアマドコロを天ぷらにしてみました。
はい、どっちもうまい。もうビールください。
アスパラはもう新鮮満載な一番おいしいアスパラを太くしたただ太くしたもの
うまいに決まってるでしょ!
アマドコロはアスパラの風味と甘みに苦味をブレンドしてネギのような食感を混ぜた感じ。
おいしかった!毎年食べたい山菜です。
次の日にアマドコロのおひたしにしましたがこちらもレギュラー獲得です。

うちの畑もまた春が来ました。
菜の花の中でも一番甘くておいしいと思う「白菜の菜の花」が芽吹いてきました。
こちらの白菜はわざと冬の間に収穫しないでおいて菜の花を食べる用のものなのです。
ひとつの白菜から何回も菜の花が出てきて結構楽しめます。
メチャメチャ甘くておいしいです。
まだまだ出始めなので早く収穫して食べたいものです。

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