東京で有明に行くから月島でもんじゃでもしようかと予定を組んでいた。
友達がせっかく行くならと指令で月島の『もへじ月島本店』へ行くことを授かった。
なんか月島と言えばもんじゃ!と思うけれど発祥は浅草なんだけどね。
さて念のために前日に予約でも取っておこうかなと思い『もへじ月島本店』に電話してみると
「本日(土曜日)、明日(日曜日)は終日一杯だよ!」と少し忙しそうに言われました。
10:30~23:00まで営業しているのにずっと一杯なんだと驚きました!
そしてもんじゃとはそんなに簡単に食べることが出来ないことに驚嘆します。
ノープランでへらへらとは行けない手強さを感じてきたので
こちらも少しもへじについて調べてみました。
もへじは月島には4店舗あるようです。
『もへじ月島本店』『もへじ総本店』『もへじはなれ』『もへじはなれのはなれ』
よし!片っ端から電話してみよう!!
電話した結果、全店舗とも感じよく対応してくれました。
どうやら最初に電話した今回行きたかった『もへじ月島本店』は完全予約店のようで
『もへじ総本店』『もへじはなれ』『もへじはなれのはなれ』は逆に予約はしてないと言われました。要するに現地で並んで先着順に入店できるスタイルということです。
どの店舗も土曜日、日曜日は10:30~23:00くらいでやっているようでしたので
翌日10:30ちょい過ぎた頃に『もへじ総本店』の前に着いたら外に10人くらい並んでいました。
店内を覗いてみると結構広いお店でたくさんあるテーブルの半分くらい埋まってました。
ん!?なぜあんなにテーブル空いているのに外に並んでいるんだ??と疑問を持ちながらも
『もへじ総本店』の道路向かい側が『もへじはなれのはなれ』でした。
『もへじはなれのはなれ』は小さい店舗で席は全席埋まってましたが並んではいなかったです。
店内も開放的だし半分埋まっている程度なのですぐにでも入れるだろうと『もへじ総本店』の店前の用紙に名前を書いて待ちます。やはり10分程度で入店できました。
どうやら午前中は店員の準備もあるのかスロースタートで入店を少し制限しているようでした。
その後11時過ぎると店内は満席に埋まりました。
名物と言われる「明太子もちもんじゃ」1580円を頼みビールを飲んで待ちます。
もんじゃが来ると店員さんが慣れた手付きで作ってくれます。
具材を鉄板に乗せてコテでシャキシャキと具材を切り刻んで行き鉄板に○の字を書き真ん中を開けます。そこに残ったタレというのか汁というのかスープを入れてグツグツとなるまで煮込んで全体に広げるとグデングデンのビチャビチャのお好み焼きの出来損ないが出来ます。・・・なんかもう悪口じゃん(笑)
それを小さなコテで小削ぎながら食べるのです。レアーな感じで食べて行き、最後の方はカリカリまで楽しめます。
余力があったので鱈の白子のアヒージョと昔ながらの「五目もんじゃ」1580円も頼みました。
五目もんじゃは定番のやつでした。おいしくいただきました。
若い頃に浅草で食べた頑固おやじのもんじゃ屋を思い出しました。
おやじはいろいろとうるさく説明し一挙手一投足を見ていて都度都度文句を垂れるスタイル。
これは落ち着いて食べれたものではなかった記憶です。
なかなかおいしく楽しい時間を過ごせました。
お店の人にほんとは『もへじ月島本店』がおすすめと友達に言われてきたけど予約できなかった旨を伝え、「ほんとはどこのもへじに行くのが正解なんだい?」と意地悪に聞くと通り一辺倒の返事で
「『もへじ総本店』で大丈夫です!」ということ。そりゃそう言うわね。
続けて店員は「どこも味に変わりはないです。でもここが広くて一番いいと思います。」とのこと
確かに向かいの『もへじはなれのはなれ』と比べてもおおげさに10倍近くは広く感じる。
あとちなみに『月島もんじゃおこげ』も、もへじの系列店なのだそうです。
最後に東京人はもんじゃを普段食べるの?とその店員に聞いたら「食べません!」と言っていた。もう少し意訳すると「わし、そんなん食べたことさえないかんね!!」という感じで教えてくれました。仙台人の牛タンと同じだね。牛タンは高くて仙台の人もなかなか食べられないってのが正解です。
〒104-0052 東京都中央区月島3-5-5
03-5534-8131
営業時間 平日10:45-23:00 土日10:30-23:00