仙台にとんかつの名店がある!『かつせい』

これうま

こないだ平日のお昼ごろに仙台の街中を通ったので久しぶりにがつんとトンカツでも食べたいな~
となったら『かつせい』に行ってみたいじゃないですか。
人生のだいぶ先輩のおじいさんの揚げるあのトンカツ食べたいじゃないですか!
東京のとんかつの名店と言われたところにも行ったし、いろいろとおいしいと言われるとんかつ屋行きましたが、取引先の営業マンに教えられたこの『かつせい』にまさるところは今のとこないです。
駐車場がないところが欠点なくらいです。

そうだ、前回夜に来た時の面白話しがありました。
18:00からの夜の部の開店に合わせてお店に入るとだいたい席は埋まってしまってました。
メニューを注文し待っているとだいたい18:15分頃に入ってきたお客さんに突然おもろいことを言いました。「ごはん切れたので本日終わりです。」
11時から通しでやっている店なら「お~繁盛してまんな~」と敬服するところですが。
夜の部18時開店の店がまだ15分しかたってなく席も満席になってないくらいの段階で
ごはん切れ~っていう面白エピソードでした。
わたくしはちゃんとごはんにありつけましたよ。

さて、ここ『かつせい』には変な注文の仕方をする必要があります。
取引先の営業マンにレクチャーされていたので最初からわかりましたが
普通の人、特に一見さんはわからないでしょう。


それはロースかつ定食を頼むのではなく
単品の特ロースかつを単品で頼んでごはんと味噌汁も単品で頼むのです。
ロースかつ定食はセットになっていて1000円とお安いので知っていてあえてする人はいるでしょうが
『かつせい』の旨さの噂を聞いて来た人は間違えてロースかつ定食と頼みがちです。
特ロースかつは明らかに厚みのある肉でクセもくさみもなく柔らかくてとにかくうまいのです。
逆にロースかつ定食を食べてないので実はそっちのがうまかったりして。。。
とにかく「何にしますか?」と店員に聞かれたら「特ロース」というともう向こうから
「ライスと味噌汁付けますか?」くるので「お願いします。」というだけです。
何故に特ロースかつ定食にしないのかな??このこだわりが面白くて良し!

特ロースを頼むと大先輩の親父が丁寧に肉の余分なところを成形しパン粉を丹念に押さえつけます。
ふたつある鍋の右手の方にそっと落とし込むとジュッという音はしません。
約5分15秒ほど弱火であげて隣の鍋に移しそこでさらに5分ほど揚げる。
ここでも特に高温の音はしなかった。2度揚げの間の寝かせもなかった。
2度揚げ後すぐに皿に乗せられ運ばれてきます。
縦に半分に包丁が入れられさらに横に5分割に切られた肉は丁度よい揚げ具合で食欲をそそられます。
これほど細かく切り刻まれた肉なのに衣が剥がれないところが仕込みのテクニックなのでしょう。







あとはソースを垂らして食べるだけ。
おいしいからあっという間です。
とにかく柔らかくておいしい肉なんだよね。
お会計を済ますとまたくることを誓って店をでます。

外の営業時間のところに書いてある感じだと夜の部はやめたようでした。
伝説の夜の部15分はもう見られないのです。
いつまでもやっていて欲しいお店です。

タイトルとURLをコピーしました