亘理町の海、荒浜地区には海水が入り込んだ湖のようなところを鳥の海と呼ばれてます。
そんな訳で仙台の人は荒浜地区の海全般を鳥の海と呼んじゃってます。
10年以上前にはなりますが乗っ込みシーズンには毎週釣りに出かけました。
乗っ込みとは10月~11月に沖にいるアイナメが岸辺近くまで産卵しに寄ってきます。
そしてオスも卵を守るために一緒に寄ってきます。
それを狙いにアイナメの穴釣りに出かけたものです。なんか残酷に聞こえる。。。ご、ゴメン、、、
テトラポットの隙間の穴を5個くらい記憶していて、そこを俺の穴と名付けてました。
ここに甘エビを落とすとグンッと一気にあたりが来て釣れるのです。
大きなアイナメから釣れます。だんだん小さくなっていきますが多い時は10匹くらいがひとつの穴から釣れてきます。
東日本大震災以降はきっと覚えていた穴もズレてるでしょうから行かなくなりました。
そんなに通った荒浜地区にうなぎの養殖場があったことを知りました。
知ったからには半信半疑で早速行ってみました。
何度も通った道にうなぎの養殖場なんてあるわけないと思い向かうとホントにあった!!
なんでこんなのあんの??と声に出るくらい驚きました。
店の駐車場に車を停めるとすぐ脇に水の撹拌している水場があります。
恐らくここにうなぎがいるのでしょう。濁っていて中は見えません。
入り口のところに値段表が貼られておりなんだかお安い中国産のような価格が出ています。
国産うなぎは中国産うなぎの倍近く値段がするのでそこの価格表に驚きます。
どうやらここで白焼きの串を頼むと奥の方に行き用意してくれるようです。
大串を3本頼むとすぐに持ってきてくれました。3300円です。
しっかりとした大きさのうなぎが3串分です。
あまりの安さにまさか養殖してるのではなく別ルートで海外産なのではとちょっぴり思うほどの衝撃的な値段でした。
建物の奥の方に目をやると奥の部屋では白焼きの串がたくさんまな板に並んでいるし大きなバケツからウナギの振り分け作業もしてましたので間違いなくここ産のうなぎなのでしょう。
信用しない心があったことごめんなさい。
こちらに食べ方のメモが入っており
白焼きを頼むと大串だと2個タレが付いてきます。
家に帰り調理方法通り進めます。
ウナギを一旦10分くらい蒸して白焼きの出来立て状態に戻してあげてから
うちでは炭火を起こしてひとつは白焼きのまま焼きワサビ醤油でおいしく!
もうひとつはタレをかけながら焼いて
炊きたてのつや姫とひとめぼれをブレンドしたご飯に乗っけて食べました。
はい、写真取るのも忘れるくらいおいしくて一瞬で食べ終わり、終了~
養殖のため少し脂っこかったけどそんなの当たり前で欠点でもないくらい。
あとは完全勝利!全然臭みもなくうまいうなぎでした!
もう5000円前後を払ってうなぎ屋に行くのやめます。
ここに宣言します!!こちらのうなぎで十分満足です。
住所 〒989-2311 宮城県亘理郡亘理町荒浜篠子橋79
電話番号 0223-35-2717