『A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988』の映画を先行上映ので1回見てきて
通常の上映となってから2回行きました。
この「A PLACE IN THE SUN at 渚園」は高校生の頃、行きたいと思っていたけれどなかなか当時の仙台の高校生が行ける距離では無かったので55000人の観客を羨んだものです。
そして今回はこの映画を見に行くと当時のチケットの最前エリアの中央部のレプリカチケットがもらえるという胸熱なおまけが付くのです!マジで胸熱!!数に限りがあるとのことでしたが2回行ったら2回とももらえました!
「A PLACE IN THE SUN at 渚園」は35年前のコンサートです。
して、浜田省吾って誰?とか1991年の「愛という名のもとに」のドラマの主題歌「悲しみが雪のように」の一発屋と思われている人もいると思うのですが、、、それは違います!
浜田省吾は現在、御歳70歳となりました。がいまだ現役バリバリ!
コンサートチケット入手困難なミュージシャンなのです。
まじでチケット取れない。。。
ちなみにコンサートでは唯一のミリオンヒット曲の「悲しみが雪のように」そんなに毎回歌われません。
して、お客さんもなんでやねん!!と怒りません。
なぜなら、ロックナンバーからバラートまで多種多様な名曲がひしめいていてみんなそれを全部聴きたい意気込みでコンサートに来るからです。
骨太ロックながらポップな曲調をベースにした馴染みやすいメロディに1本の映画を見たような歌詞の世界、やさしいラブソングからポップなミドルテンポな曲、社会派メッセージソングを直接的でなくイイ感じで表現するのでみなそれぞれ考えさせられます。
そんな語り尽くせぬ浜田省吾の魅力なのですが今回の映画を見て感じたことをつらつらと話したいです。
が、もう全部カッコイイね。
なのであえて一曲「丘の上の愛」という曲があります。
ずっと名曲と思っておりましたがこの映画でも改めてすごい曲です。
ラブバラードなのですがテーマがもう映画です、歴史に残る名曲だと思いました。
「丘の上の愛」
若くてキレイな派手な女のコが出てきます。笑顔を振りまいただけで誰もが虜になってしまうレベル
もう男をひきつけることなんてちょろいものです。
そんな子にもひとりだけ心を奪われた彼がいた。でもその彼はお金を持たない貧しい学生でした。
彼女もまだ若かった。男なんて金づるとしか思わない。
本物の愛に気づかない彼女は 「愛<金」 の構図だったのです。
そんなある日、丘の上の金持ちのところに体を預けてしまうのです。
ただ一人心を許せる大好きな彼を裏切り金持ちの男のところに行ってしまうのです。
理想の丘の上の豪邸で過ごす日々。ところが心のピースが埋まらない、大好きな彼を忘れられない。
冷たいベットの上で丘を駆け下りていく夢を見る暮らし。
そして後悔してももう遅いことにも気づく。愛のぬくもりに気づく。
それでも浜田省吾の声で歌は続く。
”愛しい人のもとへ戻って行くがいい 愛だけをまっすぐに見て”
”愛が買えるならその涙の訳を教えて”
”愛が買えるならため息の理由を聞かせて”
”いつわらずに”
もう名曲やん!!
浜田省吾はテレビやメディアに出ないのでこの名曲もきっとみな知らないと思う。
今の混沌とした時代に浜田省吾の音楽は勇気づけられる曲がたくさんあって皆に聞いてもらいたいと思うが反面。
そんな時はいつも最後に思うのはみんなが浜田省吾と向き合ったらきっとみな良さに気づいてしまう。
そうなるとこれ以上より一層チケット入手が困難になってしまうのでコレで良いのだとも思う。
向き合えた人だけの特権なのかもしれないです。
映画の感想と思ったら「丘の上の愛」の紹介になってしまいました。
まじ歴史に残るレベルでいい曲だよ。
ちなみに浜田省吾の楽曲でこの曲が1番群を抜いた名曲と言ってるわけでないところが恐ろしく凄いところなのです。
このレベルの曲が100曲以上はあるよ。
とファンは言うのである~